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近鉄特急「ひのとり」プレミアム車両、最前列に乗ってみた!感想・レポート

近鉄から新しい名阪特急「ひのとり」がデビューしました。

早速乗ってきましたのでどんな感じだったかレポートします。

近鉄特急「ひのとり」とは?

筆者撮影 ひのとり

「ひのとり」という名称は、先進的でスピード感ある車体フォルム、深い艶感のあるメタリックレッドといった外観デザインに加え、ゆったりとした空間や上質なサービスを提供する気品ある車両のイメージを、翼を大きく広げて飛翔する「ひのとり」に重ね合わせて命名しました。

引用 近鉄HP

ひのとりは名古屋と大阪間を約2時間で走る特別特急です。

前から見るとガラス張りで、窓が大きく、シュッとした印象です。速そう。

停車駅は下記の5つです。

  • 近鉄名古屋
  • 大和八木
  • 鶴橋
  • 大阪上本町

車両

筆者撮影 車内案内パンフレット

プレミアム車両とスタンダード車両があります。

プレミアム車両は全席3列の本革シート、電動リクライニングです。

その他設備

筆者撮影 設備案内パンフ

カフェスポット、大型荷物を収納できるロッカー、全席禁煙ですが3号車に喫煙室があります。

多目的トイレには着替えスペース、ベビーベッドがあり、オスメイト対応設備が設けられています。

無線LANもあります。

筆者撮影 車内案内パンフレット

ベンチスペースもあるようです。小さいお子さん連れの方や、気分転換をするのに良いですね。

ひのとりの運行ダイヤ、運賃はいくら?

筆者撮影 ひのとりマーク

運行ダイヤ

運行ダイヤ
近鉄HPより抜粋

朝から夜まで定期的に運行しているので、時間を合わせやすく使い勝手は良さそうだと思います。タイミングが合えば乗りたいですね。

運賃

今回、津駅から大和八木駅に向かいました。

通常の乗車賃に加え、特急運賃が1340円、プラスでひのとりのプレミアム車両の料金が600円です。

レギュラー車両だと、プラス料金は200円でした。

ちなみに名古屋ー大阪間だと、特急代金は1930円。それにプラスして、ひのとりのプレミアム車両代が900円、レギュラー車両は200円です。

詳しくは近鉄HPでご確認ください。

予約、購入方法は?

で購入可能です。

インターネット予約サービスは、通常の特急に乗る際もチケットレス対応ですし、自分で空席状況を見ながら座席も選べてかなり便利なサービスなのでぜひオススメしたいです。

オススメポイント・プレミアム車両

筆者撮影 座席番号

今回は大阪方面に向かう一番前の車両(6号車)、座席は1C窓側に座りました。

一番前の席に座ると前の景色が丸見え!!

筆者撮影 運転席

運転席と客席の間が大きなガラス張り。さらに、フロントガラスも大きなガラス張りなのでかなりの開放感です。

目線も高いので、線路も丸見えです。まるで運転している気分!

こんなに前の様子を見ながら電車に乗るのは初めてかもしれません。

快晴だったので、遠くまで見渡せました。強めの雨の日の景色も気になるところですね。

リクライニングシート

筆者撮影 シート

ファーストクラスか?と思うようなリクライニングシート!ふわふわでしっかりした座りごごちです。

頭部分は枕のようになっていて、そのすぐ横の黒い部分はライトです。手元のボタンで点灯できます。

電車の席と思えない快適さ。このままずっと乗っていた〜い。

筆者撮影 ボタン

電動リクライニングシートは、手元のボタンで細かく角度を変えられます。シートヒーター付きです。

一気に最大のリラックス状態まで背もたれを倒せたり戻せるボタンもあります。

背もたれを倒しても、バックシェルタイプになってるので後ろの席の人に影響は出ません。さらに足元のレッグレストも上げ下げ出来るのは嬉しいですね。

さすがに寝てる状態までは無理ですが、かなり身体を伸ばせる状態までシートを倒すことができました。

筆者撮影 コンセント穴

座席の間にコンセントの穴があるから充電もできます。

その上には、ドリンクホルダーがあります。

足元広々

筆者撮影 足元

座った状態でまっすぐ足を伸ばしても前に届きません。前も広々です。これは一番前の席だからより広いというのもありますが、他の座席も(ここまでとはいきませんが)余裕のある造りでした。窓のふちも広いので、駅で購入したお菓子なども置けます。

床は赤い絨毯で、歩きやすく高級感があります。

カーテンもボタン

カーテンもボタンで上下できます。スマートですね。

折りたたみテーブル

筆者撮影 テーブル

テーブルは通常の特急と同じく肘掛のところに収納されています。折りたたみテーブルを出す時に引っ張る紐も革でこだわりを感じますね。

テーブルは通常の特急のものより広く、ノートパソコンを置けるサイズなので、座席の間にあるコンセントで充電しつつPC作業も捗りますね!

ドリンクホルダーは肘掛部分についているので、電車が揺れても安心♪駅弁を持ち込んでも、優雅に食事が取れそうです。

荷物置きはシースルー

筆者撮影 荷物おき

上部にある荷物置きはシースルーです。荷物の様子が下から見れて安心ですね。

天井も高く見えます。

電光掲示板では、行き先や車内の案内、ニュースの情報が流れています。

オススメポイント・その他設備

カフェスポット

現金のみですが、セルフサービスで1杯200円で挽きたてコーヒーが飲めます。(両替機もあります)

カフェメーカーの隣には小さいお菓子の自販機がありました。乗車時はココアのパック、紅茶のパック、クリーム玄米ブラン、ソイジョイが売ってました。

通常のドリンクの自販機は2号車と3号車の間にあるようです。

無料ロッカー

筆者撮影 ロッカー

各車両の間に無料ロッカーがあります。

筆者撮影 ロッカー

交通ICカードが鍵になるタイプと普通の鍵のタイプがありました。

トイレ・洗面

洗面

洋式トイレは温水洗浄便座。便座除菌クリーナーも備わっています。

トイレの近くには、手洗いコーナーがあり、おしぼりも置いてあります。

パウダールームは、入り口がカーテンで通路と仕切れます。鏡に明るいライトがついていて顔色も綺麗に見えたので化粧直しにも使えそうでした。

その他感想

今回はプレミアム車両でしたが、スタンダード車両も座席はバックシェルで足元広々しておりました。そちらでも優雅な気分が味わえそう。しかし次もやっぱりプレミアム車両に乗りたいですね〜!

プレミアム車両は、1列がAとBCの3席で座席が少ないので争奪戦になりそうです。

ひとりで乗るなら、ひとり席のAに乗ってみたいです。

ちなみに、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2020年5月23日に運転する特急列車の前売り発売から予約のタイミングが変わっているようです。(1カ月前から1 週間前に変更)

詳しくは近鉄特急のHPで確認してください。

花犬
早くまた乗りたいです。もっと長時間でも乗っていたかったです。

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