アイシングクッキーってすごく可愛いですよね。
どんなの?っていうとこんな感じのものです。
こんなの自分で作れたら良いな〜って急に思い立って調べまくりました。何回か試しに作ってみて、さらにこれから練習しようと思って自分のためにもこの記事を覚え書きとして残そうと思います。
こんな方におすすめの記事です。
- アイシングって何?
- 自分で作れるの?
- 作ってプレゼントしたい!
- どこで材料が買えるの?
アイシングって何?
アイシングクッキーとはクッキーの上に絵や模様などをアイシングしたもの。アイシングというのは卵白と砂糖を混ぜ合わせたものに着色したりしてデコレーションしているものです。
日本語で言えば「砂糖衣かけ」ともいうようで、クッキーをデコレーションしているのは甘いクリームを固めたものです。
甘党の人じゃなければ、クリームだけ舐めると「あま〜い」となるものですね。
アイシングクッキーの材料
アイシングは卵白と砂糖があればできるので、お家にある材料でいつでもできます。しかし、卵によって重さが違うので分量を計ったりすることなどを考えると乾燥卵白の方が簡単です。基本は卵白と砂糖を混ぜたそのままの色の白なので、真っ白以外のキャラクターを作るのなら着色料も必要になってきます。
他にも必要なものが全部セットになっているものがあるのでこちらがオススメです。私もこれを購入しました。
このセットがあればアイシングは大体できます。
他にも必要だなと思ったのが、フードペン。
キャラクターを描く際にはフードペンが便利だと思いました。
あと、アイシングのセットの着色料にブラックが入ってなくて、同じウィルトンというメーカーの着色料でブラックもあるんですが竹炭パウダーの方が良いです。真っ黒になるのが早いので。
ウィルトンのものを買ってから気付きました。竹炭パウダーを追加で買っちゃいました。
他に竹串とかつまようじとか必要です。
アイシングの材料はネットで買う方が楽です。店舗を見にいきましたが、イオンや普通のスーパーは製菓コーナーがあんまり充実していなくて結局買い足しました。
そんなに本格的なものを求めてない人
百円均一にアイシングパウダーという水を混ぜるだけですぐ使えるものも売っています。
色もついているのですぐ使えて便利です。ただ割高なのでお試しにどんなものかやってみようという人向けです。
私も百円均一の商品から試したので、あとでどんな感じか載せますね。
出来上がったものも売っていますよ
このくらい上手にアイシングできることを目指していきたいです。
アイシングクッキーを作るのに参考になった動画
アイシングクッキーを作っている動画ってたくさんあるんです。
その中でも特に分かりやすかったのが「まんなたぬき」さんの動画です。
これを先に見ればどんな道具が必要で、どう使うのかが分かりますよ♪
アイシング初心者向けの動画やとても可愛いお菓子の作り方など、たくさんのレシピ動画を投稿されている方で説明もとてもわかりやすいので興味があれば一度ご覧になってください。
サクサクのクッキーの生地の材料とレシピとコツと細々した話
アイシングをする前のクッキーですが、始めは市販のクッキーを買ってアイシングの練習をしてみると良いと思います。クッキーを焼く手間が省けるのですぐアイシングが始められます。
もしくは卵を混ぜるだけなど簡単な行程ですぐクッキーを作れる「クッキーの素」みたいなものが売っているので、そちらでサッとクッキーを作ってアイシングしてみるのがオススメです。
自分でクッキーを作る場合ですが、アイシング自体が甘いのでクッキー本体は甘さ控えめにしたいところなんですよね。普通の甘さのクッキーだと、アイシングした後に食べるとすごく甘くなる気がします。
ちなみに私が作ったアイシング用のクッキーの材料は以下の通りです。
クッキーの材料(約20枚分)
- 無塩バター 60g
- 粉糖 70g
- 全卵 25g
- アーモンドパウダー 40g
- 薄力粉 160g
私はパティシエじゃないので知らなかったんですが、お菓子のレシピは基本上から順番に混ぜていくと出来上がる仕組みらしいです。ネットで出回っているレシピは順番がバラバラなのが多いですが、ちゃんとしたレシピは材料が混ぜていく順に書いてあるのでプロのレシピか素人のレシピか見分けがつくらしいです。
上記の材料で作ったクッキーをアイシングなしとありと両方作って食べてもらったんですが、アイシングなしでも美味しいけどアイシングありだとちょうど良い甘さになるという感想をいただきました。甘さ控えめと言っても普通に甘いです。
簡単な流れ
- バターは指で押すと凹むくらいに柔らかくしておく
- 卵は常温にしておく
- ボウルにバターを入れて泡立て器(手動でも自動でもOK)でクリーム状になるまで混ぜる
- そこに粉糖を三回くらいに分けてその都度混ぜる(白っぽくなるまで)
- 卵を溶いて三回くらいに分けて分離しないようによく混ぜる
- ここからヘラに持ち替えます
- アーモンドパウダーを振るっていれる
- 薄力粉を振るっていれる(全部一度に入れてOK)
- 縦に切るように混ぜる(ぐるぐる混ぜない、ボウルの底から拾い上げる感じで)
- 粉っぽくても良いのでそぼろ状にまとまってきたら手でボウルに押し付けるようにまとめる
- まとまったらラップの上に置いてちょっと伸ばして冷蔵庫で1時間以上冷やす
- 生地を好きな厚みに伸ばして型抜きをする
- もう一度30分程度冷蔵庫で冷やす
- 予熱したオーブンで170度で10〜13分ほど焼く
サクサクのクッキーを作るにはポイントがいくつかあるようで、YouTubeでいろんなレシピ見ながら勉強して、図書館でもお菓子の本を借りてきて注意点を調べてみました。
素人なんで受け売りで申し訳ないのですが。サクサククッキーの秘密についていくつかわかりました。
サクサクのクッキーのコツ
ポイント
- バターはレンジで柔らかくしても良いけど溶かさないようにする
- 卵は分離しないように常温にする
- アーモンドパウダーをいれる
- 薄力粉を入れたら混ぜすぎない
- フレゼする
- よく冷やす
- 手早く作業
1、バターを柔らかくすることについて
バターは、指で押して潰れるくらい柔らかくして使います。
今までのお菓子作りのとき、冷蔵庫から出したカチカチのバターを柔らかくなるまで待てなくてレンジでチンしていました。でも溶けすぎたりうまく加減がわかりませんでした。
でもやっぱりレシピ通りお菓子作りの1時間くらい前に常温に置いて柔らかくしておくのがベストなようです。
少しでも早く柔らかくするために
- バターを1cmくらいの厚みに切り分けてバラバラにボウルに貼り付けておく
- 冬なら窓際など暖かい場所に置いておく
- どうしても早くやわらかくしたい時はジップロックなどに入れて手で揉む
バターの厚みを薄くしておくと柔らかくなりやすいですし、混ぜるときも楽です。
私はよつ葉バターを使いました。ネットだと大容量のものがありました。業務用スーパーには売っていませんでしたのでネットで購入しました。
2、卵は分離しないように常温で
卵は常温に戻しておく。
大体のお菓子のレシピに書かれていますね。
常温に戻しておく理由は分離しずらくさせるためです。
先にバターと砂糖を混ぜたものに、常温でない低い温度の卵を入れてしまうとバターも冷えて分離しやすくなるのです。
混ぜるのが大変です。卵は必ず常温に。すぐ常温にしたいときはお湯につけると良いそうです。
ちなみにクッキーのレシピには卵黄だけのレシピと全卵のレシピがありますが、卵白をいれるとちょっと膨らみやすくなるので表面がポコポコしがちです。私は卵白をいれる場合、いれない場合の2種類作ってみて特に違いがなかったので、卵白と卵黄を分けるのがめんどくさい、卵白の使い道に困るということで全卵のレシピにしました。
表面が膨らむとアイシングがうまくいかないことに関しては、クッキーの焼き上がりすぐの柔らかいうちにヘラなどで表面を押さえてしまうとある程度表面がまっすぐになって解消できるかなと思いました。
3、アーモンドパウダーをいれる
アーモンドプードルとも言われるものですね。
ちょっとお値段が高いのでなくても良いのですが、いれるとサクサク感と風味が加わっておいしさが増します。
4、薄力粉を入れたあと混ぜすぎない
クッキーが硬くなってしまう原因はここにあります。
薄力粉にはグルテンというタンパク質が含まれています。グルテンは水と力を加えると粘弾性のある物質に変化します。
バターと砂糖と卵を混ぜて薄力粉を入れた後にぐるぐる混ぜて練ってしまうとグルテンが必要以上に発生してカチカチのクッキーになってしまいます。
ぐるぐる混ぜるのは卵まで。
これはサクサクにするための1番のポイントだなと思います。
5、フレゼする
上記のクッキーの作り方の簡単な流れで言うと⑩粉っぽくても良いのでそぼろ状にまとまってきたら手でボウルに押し付けるようにまとめるの部分です。
ボウルに押し付けると書きましたが、本当は生地を台に取り出してカードで伸ばす「フレゼ」という作業を入れるとサクサク感が増します。
練るのではなく擦り付けるように薄く伸ばして生地をまとめる感じです。
なぜカードを使うかというと手の温度でバターが溶け出すのを防ぐためだそうです。
私は、カードを持っていなかったので台の上にクッキングシートを出してその上にまだまとまりきってないクッキー生地を出して手ですり潰すようにする(手の温度が伝わらないように少ない回数)を実践しました。
6、よく冷やす
生地はよく冷やしましょう。
まとめてから1時間以上、できれば一晩。型を抜いてからさらに30分以上。
冷やすとバターがしっかり固まってくれている状態になるので、生地がだれずにしっかり型抜きできます。
角もピシッとしたクッキーができます。焼く直前まで冷やしています。
7、手早く作業
これもバターの関係ですね。
5のフラゼ、6の型抜き。手の温度が伝わらないように手早く作業する。
これで生地がしっかりしたままでサクサクのクッキーが焼けます。
百円均一のアイシングパウダーについて
アイシングクッキーというものを知ってから材料を揃える前に百円均一のパウダーでアイシングに挑戦しました。
アイシングが何かよくわからないまま作ったので、固さなどの調節を全くせず、途中で乾かしたりもしなかったため愛嬌のある手作り感満載(下手)のものになりました。これは市販のクッキーの上にアイシングしたものです。
詳しい記事は別であります。
-
百円均一のアイシングパウダーでアイシングに挑戦【セリア】
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その後、アイシングのきちんとした材料を揃えて作り始めました。
きちんとしたアイシングセットで作ったもの
初めての作品はピカチュウにしました。65というのは、父の誕生日ようです。
うまく乾かせず量もちゃんと塗れていないのでドロドロ感満載になりました。
うまくいかなかった原因を考えてさらに再挑戦したものがこちらです。
少し塗り方も上達しました。
絞り方や描き方がぎこちないですが、進化の兆しがあるので(自画自賛)これからも練習したいと思います。
ひとまず、まとめ
アイシングクッキーは奥深い世界だと思います。文章がだんだん長くなってきたのでこの記事はここまでにします。
アイシングだとどんな色でもどんなキャラクターでも再現できそうだし、人にも喜ばれること間違いなしなのでこれから私はせっせと練習していきたいと思います。またコツやいい情報シェアします。
アイシングの基礎教室の予約もしたので、またその様子もお伝えしますね。
参考
- はかりのいらないお菓子教室 https://happy-ss.jp/
- cottastaffblog. https://staffblog.cotta.jp/
- 科学でわかるお菓子のなぜ? 辻製菓専門学校主任教授中山弘典(著)
- はじめてでもかわいく作れるアイシングクッキーアイディア帳