奄美大島に行ってきました!
今回のお宿は「伝泊 The Beachfront MIJORA」です。
感想や雰囲気を書いていきたいと思います。
こんな方におすすめ
- 暮らすように過ごしたい
- 観光よりホテルライフをゆっくり満喫したい
- 長期で利用したい
- 海が好き
伝泊とは
建築家の山下保博さんが集落の空き家問題の相談を受けた際、伝統的な建物を残し、島の歴史を多くの人に知ってもらい、次の世代につないでいくことで、 島を守りたいという想いから、宿泊施設としての再利用を提案したことから生まれました。
2016年に奄美大島の笠利町の2棟から始まり、2019年現在、奄美大島、加計呂麻島、 徳之島の3島で15棟を運営中。
今回紹介するのはその中のうちのひとつ、鹿児島県奄美市笠利町にある「伝泊 The Beachfront MIJORA」、「伝泊」ブランドの中で唯一改修ではなく、新たに設計した新築のビーチフロント・ヴィラです。
伝泊 The Beachfront MIJORAの全棟に共通する空間のこだわりは、目の前に広がる海と室内の間が全てガラスという開放感。
海まで伸びるコンクリート壁や広く取られた屋外デッキによって、プライバシーもしっかり確保されているビーチフロント・ヴィラです。
オススメポイント
ココがおすすめ
海が目の前で眺めが良い
ココがおすすめ
キッチン付きの部屋なら料理ができる
ココがおすすめ
一棟づつ分かれているのでプライバシーが保たれる
いざ「伝泊」へ
伝泊 The Beachfront MIJORAは空港からレンタカーで約10分。
事前連絡しておくと、送迎もしてくれます。
受付は宿泊場所と違う場所なので注意
伝泊は総合フロントがあるので、自分たちが泊まるヴィラに向かう前に「まーぐん広場・赤木名」という場所でチェックインを行います。
まずは、「まーぐん広場・赤木名」へ向かいます。
まーぐん広場はレストランになっていて、レンタル用品もそちらで手続きができます。コロナの前はまーぐん広場で朝食を取れたようですが、今は朝食は前日の夕方に「テイクアウトスタイル」でヴィラまで持ってきてくれます。
受付ではコロナ対策としてクリアパネルがしてあり、予約の名前や情報を記入し注意事項などを確認しチェックインします。
受付が終わると案内してくれます。
受付が終了すると、係の人が泊まるヴィラまで車を先導し連れて行ってくれます。
受付の場所から車で5分くらいですが、どこにあるのかな?って感じでついていきます。
海沿いを走っていくと海に向かって並んでいる伝泊を見つけました。
到着
駐車場は各棟に一台ずつあります。
私が泊まったのはデラックスヴィラ・ダブルベッドタイプのお部屋です。
駐車場は狭めなので、大きい車だと止めにくいかもしれません。
車から出ると、泊まる棟のウッドデッキが見え、その先に海が見えます。
係の人が玄関を開けてくれてサッと中の説明をしてくれ帰っていきました。
気になる部屋の中は?
玄関を開けるとまず海とテラスにあるスイングチェアが見えます。
ダブルべッドのお部屋ので真ん中にベッドがあり、キッチン、バスタブ、トイレ。
部屋の中はドアがなくて、ぐるっと回れるようになっています。
設備がすごい
家電はバルミューダ!
炊飯器、ポット、トースター、レンジ。
大きめの冷蔵庫にはビンビール(500円)、無料のお水。その横にはワインセラーが。
ワインは2,800円からで、赤、白、シャンパン、スパークリングが完備されています。
キッチンは、電気でコンロは2つ。包丁も3種類くらい揃っています。お鍋とフライパンやピーラーなどもあります。
調味料は塩、こしょう、砂糖、醤油はありました。
食器は大皿2つ、大きめの取り皿2つ、茶碗、汁碗、コーヒーカップ、ワイングラス、シャンパングラス、アルミ製グラス。
バスルーム・トイレ・洗面・アメニティ
全て仕切りがないので、オープンな感じで広々としています。
シャンプー、リンス、ボディーソープはAesop。
試供品のメイク落としや洗顔などもあったので女性には嬉しいですね。
朝食
朝食は前日の夕方にクーラーボックスに入れて持ってきてくれます。
自分たちがいない時なら冷蔵庫に入れておいてくれるそうですが受け取れた場合は自分たちで冷蔵庫に入れて、翌朝準備します。フルーツは丸ごと、パンは別の袋に入っているのでカットしたり焼いたりはセルフです。
お皿などを使わなくても、使い捨て容器に入っていますが、お皿を使うと豪華に見えますよ♪
良かった点
とにかく景色がいい
とにかく景色がいい。大きなガラスの窓の目の前が海。
テラスに出るとスリッパが置いてあって、ウッドデッキにはハンモックと木のデスクと椅子。
石の階段があり、降りるとすぐにビーチ。
満潮の時は海が近く、干潮だと見えていなかった岩場が見えて遠浅の海に。
西の方角を向いているので夕日が綺麗に見れます。
外の机にご飯を並べたら最高なご飯。
キッチンはやっぱり便利
暮らせるなと思わせてくれるキッチン。
近くにエーコープがあるので、そこで食材を買えば住めると思いました。
バルミューダ、自分で揃えるには高いけど、ここなら使い放題です。
ただちょっと洗い場が低いので背が高い人には苦痛かも・・。
1日目はエーコープでお肉を買ってきて自分で焼いてみましたが、電気コンロの火力は十分でした。
朝食で持ってきてもらったパンもバルミューダのトースターで焼きました。
パジャマにもこだわりが
パジャマもこだわってます。
男女ともに「Y’s for living」のパジャマです。
着心地がよかったです。
星空が綺麗
周りが暗いので、星がとても綺麗。
流れ星もいくつも見ました。
懐中電灯と、小さいライトが完備されているので、足元を照らしながらテラスに出て空を見上げたら満天の星。
お酒をテラスに持って行って飲みながら見る星空は最高でした。
いまいちな点
レンタルは簡単なもの以外は前日までの予約でやや高め
レンタル用品の貸し出しは基本的には前日までの予約なので、いきなりサップしたいな〜とかBBQしたいな〜と思った時にすぐ貸してもらえません。
やりたいことがあるのなら事前にチェックして予約しておく方がいいかも。
シュノーケルセットは当日でも貸してもらえました。
トイレとお風呂にドアや仕切りがない
トイレもお風呂も仕切りがない空間なので、プライバシーを守りたい人や付き合いたてのカップルには向かないかも・・
カーテンなどの仕切りもないので、シャワーでびしょびしょにしないように気を使います。
海から上がってきてすぐ入る時は便利です(外に砂落としのシャワーもあります)。
ただ、部屋によってはトイレに仕切りがある部屋もあるので気になる方はチェックしてください。
歩いていける範囲にお店がない
レンタカーがないと不便な場所です。
10分くらい歩けば居酒屋さんにいけるかもしれないけれど、何もないので夜は暗いし遠く感じます。歩いていける範囲にぱっと見でお店は見当たりませんでした。
チェックインの場所が遠いので近くにスタッフがいない
困ったことがあっても、スタッフがいる場所は遠いので心配です。
目の前はビーチだがプライベートではない
目の前はビーチで階段ですぐ降りれるのでいつでも泳げますが、それはヴィラに泊まっている人みんながそうです。
つまり、誰かが泳いでいると見えるし、砂浜に出ると見えるし、自分たちが泳ぎに行って沖からヴィラの方向を見るとみんな丸見えです。
外が気になる時はブラインドがあるので閉めて見えないようにはできますが、無防備だと外で泳いでいる人がいる場合丸見えかも。
お互いそれは分かっているので、気遣うような感じはありましたし、泊まっている方はカップルや一人旅など大人の方が多かったです。
海には何もいない
シュノーケルセットを借りて、海に潜ってみましたが行ける範囲の海の中に何もいませんでした。
ナマコと魚が1匹だけいました。
宿から見た時、大きめの魚が跳ねていましたが海の中には発見できず・・・サンゴなどもいなかったです。
感想・まとめ
ただ海を眺めて、波の音を聴きながらまったりする。
チェックインからチェックアウトまでずっといたくなるお宿でした。
一泊じゃ物足りないのでできれば2泊以上はしたいところ。
ややお高めの値段設定ですが、ヴィラタイプなので他の人に会うことはなくプライベート空間を楽しめました。
概要・場所
鹿児島県奄美市笠利町大字外金久966-1
伝泊 The Beachfront MIJORA
- デラックスヴィラ・ダブルベッドタイプのお部屋
- お部屋の広さやサービスはデラックスヴィラ(ダブルベッドタイプ)と同様でベッドはツインベッド(シングルベッド2台)
- ツインベッドタイプのお部屋
- 田中一村の絵画の世界に入ったような錯覚を覚える、造形美のお部屋
- キッチンのない、シンプルなお部屋
いくつかタイプがあるので、自分の好みのお部屋がきっと見つかるはず。
予約はこちら⇩⇩⇩
伝泊 The Beachfront MIJORA