もっとコミュニケーション能力があればいいな〜と思うことってありますよね。
人付き合いに苦手意識があったり、人間関係に悩みがあったり。
仕事や就職活動、いろんな場面でコミュニケーション能力って求められますよね。
相手の話を聴いて、想像して受け入れられる自分になりましょう。
幸せになりたい
コミュニケーション能力を高めることは、幸せにも繋がります。
お互いの気持ちを伝え合う温かい会話や態度が取れるようになれば、お互いの心の距離が近づいて、つながりが強くなり、安心感や満たされる気持ちになりますよね。
情報だけを伝えるコミュニケーションではなく、気持ちを通じ合う。
そしてお互いの理解を深めて共通の話題や認識を持てたら
分かり合えてる!楽しい!幸せ!
と感じることができます。
それができないと、人間関係の悩みのタネになります。
まず相手の話を聴こう
共通の話題がなさそうな人と話したりするのは苦手って思っていますか?
そういう時は、こちらの話をするよりもまず相手の話を聞いて、その情報をもとに会話のきっかけを掴んでいくといいですよ。
苦手だなぁ〜と思いながら話していると、相手にも伝わるものなので苦手意識を捨てて、素直な気持ちで相手が発信してくる言葉に耳を傾けるようにすると、今までギクシャクしていた関係が改善されます。
自分の話を聞いてくれる相手は、自分の価値を認めてくれると感じます。そしてその気持ちに応えようと好意を持って接するようになります。お互いがそういう気持ちになることで、信頼関係が生まれます。
ポイント1・価値観は否定しない
さまざまな体験を通して、物事に対する考え方や感じ方、好みの価値観が生まれます。
ある程度、経験を積むと自分はこんな感じ、こんな価値観というのがあると思います。
全然違う価値観の人とは合わない!と思ってしまいますが、社会にはいろんな価値観の人がいるので否定はダメです。
自分の価値観を否定されたら嫌ですよね。
逆に自分の価値観を認めてもらえたらどうですか?
嬉しいですよね。
自分の価値観を認めてもらうことは、自分自身の存在を肯定してもらうのと同じことです。
相手もそうです。否定せずに、受け止めるのが大切です。
自分の価値観を認めてくれた人には、何かしてあげたいと思います。
それが信頼につながり、少しずつコミュニケーションが円滑になります。
ポイント2・いいね!されたら返したくなる
ツイッターなどのSNSで「いいね」機能がありますが、「いいね」されたら返したくなりませんか?
これはマーケティング方法の一つで「返報性」というものです。
「返報性」とは、好意や利益を受けた相手にはお返しをしたくなるという心理を表した法則です。
「いいね」されると、「いいね」返しをする、「ありがとう」というと「どういたしまして」と笑顔で返したり。
感謝の気持ちに答えずそっけない素振りや無視をすることは、人とのつながりを希薄にしてしまいます。
無視されたと思うと悲しくなり、もうやめておこうと思います。
つながりたい、親しくなりたい、コミュニケーションがとりたいと思うのであれば、丁寧に返しましょう。
話をしたいと思われる自分になる
いつも興味や関心を持って、自分の人生を生きることが大事です。
自己実現に向かって成長するための努力を続けていると、変化に対応する力も養われて「この人と話がしたい」と思ってもらえます。
この人に聞けば良い知恵が貸してもらえそうとか、心が広いあの人にならこの話をしても大丈夫だとか思ってもらえることができます。
人に意見を求める人でなく、意見を求められる人になろう。
想像力が大事
相手の気持ちになって考えるっていうのは難しいなと思います。
しかし、日頃から当事者・関係者・その周りの一人一人の立場になって考えるようにしていると想像力は鍛えることができます。
自分を相手の立場に置き換えたら、自分がどう感じるか考えます。
相手のまたその相手の立場にもなってみます。
想像すればするほど想像力は鍛えられて、また次に生かせます。
白黒はっきりつけなくていい
全てのことを成功か失敗か、完全か不完全かと白黒はっきりさせたがる人っていますよね。
0か100か、白か黒か。
そういう考え方だとちょっとのミスで「私はダメ人間だ〜」と思ってしまったりして、小さな一つの失敗で全て台無しになってしまったかのように思いがちだと思います。
でもね、白黒はっきりつけなくていいんです。
曖昧でいいこともあるんです。
明確にできることと、できないこと
明確に出来ることを明確にして整理しようとするのは良いと思います。
でも、それが明確にできないことや、しなくていいことにまで及ぶと明確にならないことに苛立って疲れてしまいます。
世の中に完璧なものはないんです。
気持ちも状況も変わるんです。
白黒はっきりさせて!と言ってもできない人もいますし、しなくていいこともあります。
物事には、人によっていろいろな捉え方ができますし、いろいろな意味が含まれています。
完璧であることを求めないこともコミュニケーションには必要ですね。
人の話を聴いて、想像して、受け入れる
人の気持ちを汲み取れるようになれば、相手に細かい気遣いができるようになります。
そうすることにより、人から好かれるようになり新しい人間関係が広がります。
想像力を鍛えると、客観的なものの見方ができるようになるので、自分のことも客観的に見れるようになります。
自分の悩みについても客観的に見れるようになると、ストレスも減ると思います。
コミュニケーションの基本は「聴く」「想像する」「否定しない」「受け入れる」ですね。