わたしは子供もいなければ高い志もない、某政治家から言わせたら生産性のない人間だ。
世の中的には結婚=子供なので、結婚して長く子供がいない夫婦の方が稀であろう。
さらに、私は生活感がない、結婚している感がないといわれるほど「主婦です」と胸を張って言えるようなことは何にもしていない。
プライベートにおいて生産性なんて全くないのだ。
生産性ってなんや?
ググった。
生産性(せいさんせい、Productivity)とは、経済学で生産活動に対する生産要素(労働・資本など)の寄与度、あるいは、資源から付加価値を産み出す際の効率の程度のことを指す。
一定の資源からどれだけ多くの付加価値を産み出せるかという測定法と、一定の付加価値をどれだけ少ない資源で産み出せるかという測定法がある。
Wikipediaより
考えてみれば生産性のない人間てなんだろ?
そんな人間いるのか?
子供を産まない人は生産性がないのか?仕事も何にもしていない人は生産性がないのか?
そもそも生産性って個人に使う言葉じゃなくないか?
もっとググったらこんな質問と回答があったのでちょっと紹介。回答全文はこちら
質問
自分はとっとと死ななければいけないという義務感のようなものに囚われています
死にたいとは思わないのですが、生まれてこの方医療と福祉のお世話になり社会的になんの生産性もなくただ生きているだけのお荷物である自分はとっとと死ななければいけないという義務感のようなものに囚われています。けれども死ぬ勇気もなく、ただダラダラと生き延びてしまっています。どうすればもっと生きやすくなるかヒントとなるものを教えてください。
回答
ご質問を拝読して激しい怒りを覚えました。いかに人間が度し難い生き物だといえ、生産性なんかでその価値を決められてよい訳がない。そして、あなたが生きていられない社会は、私たちが望む社会ではありません。
そもそも生産性は、分業や道具の使用で上がることから分かるように、個人の属性ではありません。生産性の低い人がいるのでなく、その人を生産性が低い形でしか生かせない組み合わせ=職場や社会の在り方があるだけです。
https://diamond.jp/articles/-/250549より引用
くっそ!某政治家が生産性なんかで子供がいない我々を批判するから謎にネガティブになったやないか。
子なしを生産性の低い人間とするんじゃなくて生産性が低い形でしか生かせない社会をなんとかすんのが政治家の勤めやろがいっ!
既婚子なしの私の生産性のないある休日
仕事が休みだ。
私がいかに生産性のある休日を送っているかご紹介する。
自分のしあわせを生産「アラームなしで起きる」
朝、アラームなしで起きる。
最近暑くてクーラーガンガンで寝ているがいまいち疲れがとれない。老化だろうか。いや夏だからだろう。
そんなことを考えながらうがいをし、水を飲む。
家にはすでに誰もいない。私はなんの予定もない。
ひまだからひさしぶりにブログを書こう。
なんとなく何かをやった気分を生産「ブログを書く」
さて、今日もまたとくに誰のためにもならない記事が一つ書けた。
眠い。かといってもう一度寝るという選択肢は持ち合わせていない。一度起きたらもう一度ベッドに入るのは夜寝る時だ。昼寝は苦手なのだ。
欲しいものがあるから着替えてユニクロに行こう。
服を購入し、誰かの生産性を生み出す
ユニクロで試着をして服を買った。
試着するときに店員さんに他のサイズの在庫確認したが、レジは無人だ。
購入する商品を置いた瞬間、レジに値段がでる。
なんと画期的なんだろう。しかもカード払いだから一瞬だ。
UNIQLOやカード会社が生産性をあげるために企業努力した結果、誰ともほとんど会話することもなくこんなにも簡単に服を購入することができる。過去と比べて人件費はすごく減っているだろう。
私のパジャマ購入金額1990円が経済界に投入されまた新たな経済活動が行われていくことを願いつつユニクロを後にした。
満喫で漫画を読み、自己啓発と誰かの生産性をまた生み出す
眠い。涼しいところにいきたい。カフェか?いや、横になりたい。
快活倶楽部に行こう。快活倶楽部は漫画喫茶だ。フルフラットシートや個室、カフェ、カラオケ、ダーツ、シャワーなどいろいろありドリンクとソフトクリーム食べ放題だ。
しかも私はAOKIの株主なので、快活倶楽部は20%オフの株主優待券が使える。
フルフラットシートを指定し、漫画を読む。
「サレタガワノブルー」と「タラレバ娘シーズン2」を読むことにした。面白かったので紹介。
サレタガワノブルー
ラブラブな夫婦。可愛い嫁に献身的なイケメン夫。幸せを絵に書いたような日々だったが、嫁は実は不倫していた。
夫が主役で夫目線で進んでいくのが新鮮。夫の健気さと嫁のゲスさがなんとも言えず、もうどうにか早くこの嫁に復讐したいと主人公の不倫調査行動を応援しつつどんどん続きを読みたくなる漫画だった。
四巻まで読んだ。面白かった。
タラレバ娘 シーズン2
タラレバ娘は東京オリンピックまでに結婚したい!という30代の女たちの恋愛奮闘記だったが、シーズン2の今回は夢もなく休みの日はNetflix見てごろごろしているのが幸せな令和を生きる女が婚活をする話。
主人公が特に大したスペックもなく、おもしろい話ができるわけでもなく、普通なので親近感がわく人多いんじゃないかな。
平成生まれの子達ってこんなのかもしれないな〜。結婚なんてしなくても幸せって知ってるし特に豪遊したいとかのガツガツした金儲け願望もなくてなんとなく過ごす毎日のしあわせさを知ってるのかな、なんて主人公の上司にあたる歳の私は思ってしまいつつ読んでいた。
個人的には「タラレバ娘」は読んだときに主人公と同じ歳で同じような感覚だったから、アラフォーなら「タラレバ娘」に共感、アラサーなら「タラレバ娘シーズン2」に共感するのかも。
東村アキコ先生の漫画は何を読んでも面白いねぇ。
お腹が空いたのでご飯を食べる。そして温泉へ
温泉に行きたい。
私は温泉に行って併設されている食事処でご飯を食べ、だらだらしてから温泉につかるのってどんなに幸せなんだろうといつも考える。
温泉は毎週のようにいくが食事処でごはんをひとりで食べるのが難易度が高い。家族連れが多いし、いつもは平日の夜にいくのでご飯を食べる時間を外している。
しかしまだ明るい時間。貪欲にそのしあわせを掴みにいくことにした。
温泉といってもスーパー銭湯だ。
回数券を持っているので入場し、食事処にあまり人がいないことを確認して入店。期間限定エビフライカレーつけ麺とオールフリーを頼む。
う、うまい。1300円。
この後温泉なんて幸せすぎる。
アカスリをし、売り上げ貢献。
リラクゼーションコーナーに立ち寄り、アカスリが空いているか聞いてみたら大丈夫とのこと。
私はアカスリは定期的に受けている。めちゃくちゃ上手いマッサージみたいなものだ。
もう幸せは確定した。
髪の毛も体も洗ってくれるのだ。
アカスリ4400円。
温泉も浸かり、好きなだけのんびりし帰路へ着く。
生産性はなくていい
無理に生産性と結びつけようとしてみたが休日に生産性はなくていい。
時計も見ずに好きな時間にご飯を食べて、好きに移動する。帰りたくなったら帰る。
休日に使えるお金が1万円あれば1日幸せだ。ひとりでも楽しいのだ。
誕生日に同じコースをしたいくらいだ。
独身のおじさんみたいな1日だったが既婚でも子供がいなかったらこんなもんさ。
寂しい1日だとか、勉強とか他にすることあるだろとか思う人もいるかもしれないが、こんな日もあるよってことで。
某政治家が聞いたら、ほらやっぱりみんなが子育てを頑張っている休日も子なしはだらだら好きなことして生産性の低い人間だとかいうのかしら。
あはは・・・